大人になればなるほど「怒り」や「哀しみ」は、我慢しやすいもの。
特に「怒り」は、立場や状況で、その場で出せないことが多くなる。
その時は少しの「怒り」でも、出さずにためてしまうと、
お腹の中で塊になり、それがどんどん大きくなり、
身体の流れや内臓の動きを悪くすることにつながります。
では、どうやって「怒り」を出せばいいのか?
その場で相手にぶつけたり、誰かに八つ当たりするのは、子供のやり方。
その後のためにもできればやめたほうがいい。
例えば、思わずカッとなるような瞬発的な怒りは、頭のてっぺんから噴出す。
「怒髪天を突く」という言葉を聞いたことはありませんか?
マンガでも頭から湯気を噴出すシーンがあるけれど、もうまさにあのまんま。
でも、噴出すには相当のエネルギーがいるので、
出ちゃった後は、すごく疲れて腑抜けのようになってしまう。
だからあまりお奨めできない。
イチバン簡単なのは、地面に逃がす方法。
子供が駄々をこねる時、足をバンバン踏み鳴らす・・あれ。
「地団駄を踏む」なんて言ったりする。
腹が立ったら(人のいない場所で)
足をバンバン踏み鳴らして、足の裏から怒りを捨てるイメージをもってみる。
「課長ムカつく!」と、言葉に出すとなお良い。
うまく出ないときは、その場でジャンプして、体から怒りを振り落としてもいい。
生まれた「怒り」は、小さいうちに早めに捨てて、ためない。
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