以前にもお話ししたように、「感情」は心の新陳代謝のようなもので、、
常に外へとあふれ出すべきもの・・と、私は考えます。
子供は感情を抑えません。
楽しければ、ピョンピョン飛び跳ねて、体全体で喜ぶ。
面白ければ、顔中クシャクシャにして、声を上げて笑う。
オムツが濡れて、気持ち悪ければ嫌な顔してむずかるし、
うまく気持ちを伝えられない歯がゆさに、泣いてしまったり。
大人になればなるほど、人は感情を抑える方法を身につけていく。
カチンとくることがあっても、グッと飲み込んだり、
とても哀しいのに、笑ってみせたり。
そんな経験はありませんか。
そうして抑えた感情は、お腹に溜まってしまいます。
ひとつひとつはオブラートのように薄い膜のようなものだけど、
積み重なるにつれ、厚くて重くて固い塊になっていく。
これが「ストレス」の正体だと、私は思っています。
お腹に溜まったストレスの塊は、
体を重く感じさせたり、お腹がぽっこり膨らんだり、
ご飯が食べられなくなったり(いわゆる「胸が詰まる」感じ)。
血流やリンパの流れが妨げられ、手足が冷たくなったり、
内臓の動きが妨げられ、本当に病気になってしまうことも。
だからできるだけ、ストレスは溜めないほうがいいのです。
例えば施術では、おへそからストレスを搾り出します。
本人にも、おへそから火山が噴火するように、
黒いものが噴出すイメージをもってもらう。
すると、本当にお腹が凹むから不思議です。
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